Thursday, April 20, 2006

「まちづくり三法」改正を睨み郊外型SCに駆け込み出店現象、今後は近隣型SCがスーパー業界の主戦場に

● 日本経済新聞 2006年4月18日(火)13面より

「まちづくり三法」改正(都市計画法、中心市街地活性化法、大規模小売店舗立地法の内、大規模小売店舗立地法以外の改正案が今国会中に成立し、2007年秋にも施行される見通し)を睨み、食品スーパー各社が近隣型ショッピングセンターの開発に乗り出している。
現在は郊外型ショッピングセンターの駆け込み出店が続いているが、今後は近隣型ショッピングセンター分野がスーパー業界の主戦場となるものと見られている。

<全国のショッピングセンター新規開業数推移>
資料:日本ショッピングセンター協会「我が国SCの現況(2006年版)」
http://www.jcsc.or.jp/seminar/data/condition_report2006.htm

Wednesday, April 19, 2006

映画ビジネスは、一次的な興行収入よりも二次的な映像ソフト市場で成長している

● 日本経済新聞 2006年4月17日(月)11面より

映画ビジネスは、一次的な興行収入よりも二次的な映像ソフト市場で成長しており、商社各社が映画事業拡充に乗り出している。
双日は配給会社に出資し、映画の買い付け事業を強化、住友商事も製作・配給会社を子会社化した。三井物産は映画館事業への出資を増やす。

<映像ソフト市場と映画興行収入の推移>
資料:
  • 日本映画製作者連盟提供資料(http://www.eiren.org/toukei/data.html

  • 日本映像ソフト協会提供資料(http://www.jva-net.or.jp/

  • インド経済は高い成長を続けている

    ● 日本経済新聞 2006年4月17日(月)3面より

    インド経済が高い成長を続けている。今後もこの基調は変わらない見込み。

    <インドの実質GDP成長率>
    資料:International Monetary Fund, World Economic Outlook Database
    http://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2005/02/data/index.htm

    Tuesday, April 18, 2006

    薄型テレビの売れ行きは、大型量販店よりも地域電器店の方が顕著

    ● 日本経済新聞 2006年4月13日(木)33面より

    薄型テレビで街の電器店が健闘している。家電量販店に比べて1割以上高いと言われる価格ながら、地域に根差した細やかなサービスでシニア層を取り込んでいる。

    <カラーテレビの販路・種類別販売台数構成比(2006年2月)>
    資料:日本経済新聞 2006年4月13日

    Monday, April 17, 2006

    ブリヂストンは、投資キャッシュフローの拡大によりフリーキャッシュフローの赤字が拡大

    ● 日本経済新聞 2006年4月13日(木)16面より

    ブリヂストンは今期、タイヤ需要の伸び率が大きい海外での増産投資を継続するため、営業キャッシュフローの回復にも関わらずフリーキャッシュフローは約3%赤字が拡大する見通し。
    北京五輪を控え急速に自動車の普及が進む中国のほか、メキシコ、ハンガリー、ブラジルの4ヶ所で新工場を建設する。

    <ブリヂストンの連結キャッシュフロー推移>
    資料:ブリヂストンIR資料

    キリンがアサヒを逆転しシェアトップに、「第三のビール」での成功が明暗を分ける

    ● 日本経済新聞 2006年4月13日(木)13面より

    キリンビールがアサヒビールを抜き、2000年以来6年振りにトップに返り咲いた。
    アサヒは市場拡大が続く「第三のビール」で出遅れており、それが明暗を分けた格好となっている。

    (参考)アサヒ「第3」で巻き返し

    <ビール系飲料 2006年1-3月の出荷量シェア(課税ベース)>
    資料:日本経済新聞 2006年4月13日