Thursday, May 11, 2006

ルネサンスが住商のフィットネス事業を買収

● 日本経済新聞 2006年5月10日(水)13面より

ルネサンスが住友商事のフィットネスクラブを買収する。
中国地方における店舗網を拡大し、先行2社(コナミスポーツ&ライフ、セントラルスポーツ)を追撃する構え。
ルネサンスは未出店の四国など、地方の中小フィットネスクラブのM&Aを加速する方針で、計画通りに推進できればセントラルスポーツを抜き業界2位に浮上する可能性もある。

<フィットネスクラブ大手3社の連結売上高と会員数>
資料:日本経済新聞 2006年5月10日

Wednesday, May 10, 2006

トヨタ、2010年度を目処に新興国専用の低価格車を発売

● 日本経済新聞 2006年5月9日(火)1面より

トヨタ自動車は、新興国市場向けに80万円を切る乗用車を開発し、2010年を目処に発売する。
トヨタは、インド等の成長市場ではスズキや韓国 現代自動車等の低価格車に押されており、新興国での販売戦略が課題となっていた。

<トヨタ単体の主な国・地域の販売台数シェア(2005年)>
資料:日本経済新聞 2006年5月9日

Tuesday, May 09, 2006

国内アニメ各社にとって、海外展開が課題となっている

● 日本経済新聞 2006年5月8日(月)11面より

日本のアニメ市場は伸び悩んでおり、海外展開がアニメ各社の課題となっている。
海外で人気を集める日本アニメも、大半は版権を現地代理店に譲ったものであり、日本のアニメ制作会社の収益は乏しい。
日本のアニメ制作会社が海外企業と共同で制作を行うケースが出始めている。

<アニメーション産業(映画、テレビ番組、ビデオソフト)の国内市場規模推移>
資料:JETRO「日本のアニメーション産業の動向」、METI「アニメーション産業の現状と課題」他

日立製作所、世界標準規格のICタグを量産

● 日本経済新聞 2006年5月8日(月)1面より

日立製作所が、年内から世界標準規格のICタグを量産する。
生産能力は月200万枚でスタートし、価格は同社既存品の半値の1枚5円に設定する。
普及期を迎えたICタグ市場で、2010年までの5年間に計400億円の売上を見込んでいる。

<RFID市場規模予測>
資料:矢野経済研究所発表

Sunday, May 07, 2006

タイトーがカラオケ機器から撤退、エクシングに売却

● 日本経済新聞 2006年4月27日(木)12面より

スクエア・エニックス子会社のタイトーが業務用カラオケ機器から撤退し、業界3位のエクシングに売却する。
採算が悪化する業務用カラオケから撤退し、主力のアミューズメント施設に集中する構え。
業務用カラオケは、ピーク時の半分以下の市場規模と低迷しており、市場の魅力度は低い業界と言える。

<業務用カラオケ機器(ソフト含む)売上高推移>
資料:日本経済新聞 2006年4月27日
(「カラオケ白書2005」より)

日産、6期連続で最高益を更新

● 日本経済新聞 2006年4月26日(水)3面より

日産の2006年3月期の連結決算は、純利益が1%増の5,180億円と、6期連続で過去最高となった。
また、ロシアに新工場を建設すると正式発表。北米市場での停滞感の打破を目指して、BRICs等の新興市場での売上げ拡大を目指す。
なお、日産・ルノー連合の2005年販売台数世界シェアは、9.8%と第4位を維持している。

<自動車販売台数世界シェア(2004年)>
資料:日経ナビ2007「シェア調査」他
http://job.nikkei.co.jp/2007/contents/corp/share/share09.html)