Thursday, August 24, 2006

液晶テレビ出荷台数世界シェアで、シャープがサムスンに抜かれ3位に転落した

● 日本経済新聞 2006年8月22日(火)11面より

液晶テレビ出荷台数世界シェアで、シャープがサムスンに抜かれ3位に転落した。

(参考)
テレビ用液晶パネル世界出荷額シェア
液晶テレビ世界出荷金額・出荷台数シェア(2006年1-3月)
シャープの業績推移
アナログからデジタルへ(AV機器)


<液晶テレビの世界シェア(出荷台数ベース)>
資料:日本経済新聞 2006年8月22日(米ディスプレイサーチ調べ)

Tuesday, August 22, 2006

国内デジタルコンテンツ市場が順調に拡大を続けている

● 日本経済新聞 2006年8月11日(金)10面より

国内デジタルコンテンツ市場が順調に拡大を続けている。
これまでは映像配信がその成長エンジン役を担ってきたが、今後は映像配信に加え、音楽や電子書籍も成長エンジンとなる見込みである。

(参考)
ビデオ・オン・デマンドの市場規模予測
国内有料音楽配信の売上高推移と対前年増加率


<国内デジタルコンテンツ市場規模とその伸び率>
資料:デジタルコンテンツ協会ニュースリリース

弁理士試験の最終合格者数がここ数年急増しており、知財市場の活況を伺わせる

● 日本経済新聞 2006年8月11日(金)5面より

弁理士試験の最終合格者数がここ数年急増しており、知財市場の活況を伺わせる。
こうした知財市場の活況を背景に、特許庁は、これまでの特許出願手続きが主たる業務だった弁理士に対して、知的財産権に関する営業妨害訴訟や、特許侵害品の輸入を税関で差し止める水際措置などで企業の代理人を務められるようにすることを検討している。

<弁理士試験の最終合格者数推移>
資料:特許庁提供データ

Monday, August 21, 2006

リチウムイオン電池の世界市場は、日本企業の独壇場となっている

● 日本経済新聞 2006年8月11日(金)13面より

デジタルカメラや携帯電話など小型電子機器の電源として利用されているリチウムイオン電池の世界市場は、日本企業の独壇場となっている。
その背景には、電子機器向けの開発で蓄えた先行者メリットに加え、産官学が切磋琢磨する研究環境が存在することが大きな下支えとなっている。

<リチウムイオン電池の世界シェア(金額ベース)>
資料:日本経済新聞 2006年8月11日

Friday, August 04, 2006

北越製紙を巡り対立を強める王子製紙と日本製紙は、ともに紙市場における勝ち組企業と言える

● 日本経済新聞 2006年8月4日(金)9面より

北越製紙を巡り対立を強める王子製紙と日本製紙は、ともに紙市場における勝ち組企業と言える。

(参考)
家庭紙の国内シェア


<紙の国内シェア>
資料:日本経済新聞 2006年8月4日(日本製紙連合会調べ)

浄水器本体の市場は長期にわたって成長が滞っており、既に成熟しきった市場と判断することができる

● 日本経済新聞 2006年8月1日(火)29面より

浄水器本体の市場は長期にわたって成長が滞っており、既に成熟しきった市場と判断することができる。
ただ単年度で見ると、2005年度に4年振りに出荷台数が増加に転じており、新築マンションへの設置傾向が強まっていることが好結果に結び付いたものと考えられる。

<浄水器本体の出荷台数推移>
資料:浄水器協会提供データ

日本の自動車メーカーの生産は、国内から海外、特にアジアへの移管が進んでいる

● 日本経済新聞 2006年8月1日(火)11面より

日本の自動車メーカーの生産は、国内から海外、特にアジアへの移管が進んでいる。
2005年度は海外生産が国内生産を追い抜いており、海外生産の内アジアでの生産は38%に達している。

<日本メーカーの国内と海外の自動車生産台数、及び海外内訳>
資料:日本自動車工業会提供データ

Wednesday, August 02, 2006

大手ドラッグストアが処方薬(医療用医薬品)の販売を相次いで強化する

● 日本経済新聞 2006年8月1日(火)13面より

コンビニの大衆薬販売が本格化するのに対抗して、大手ドラッグストアが処方薬(医療用医薬品)の販売を相次いで強化する。
なお、医薬品業界の状況としては、処方薬市場が拡大傾向にある一方、大衆薬市場は縮小傾向にあると言える。

(参考)
第一三共がゼファーマ買収:大衆薬の淘汰本格化


<処方薬と大衆薬の市場規模成長率推移>
資料:厚生労働省「平成16年薬事工業生産動態統計年報」

住宅用太陽光発電システムの市場は、国からの補助金制度の後押しもあり、急速に拡大を続けている

● 日本経済新聞 2006年7月27日(木)35面より

住宅用太陽光発電システムの市場は、国からの補助金制度の後押しもあり、急速に拡大を続けている。

<住宅用太陽光発電システムの市場規模推移(導入件数ベース)>
資料:NEDO「技術情報データベース」

Tuesday, August 01, 2006

EU欧州委員会は域内の大手通信会社に、自国の光ファイバー網の開放を義務付ける方針を決めた

● 日本経済新聞 2006年7月27日(木)9面より

欧州ではブロードバンド接続の独占度が高い状況となっており、EU欧州委員会は域内の大手通信会社に、自国の光ファイバー網の開放を義務付ける方針を決めた。

<ブロードバンド接続の市場シェア(加入者数ベース)>
資料:日本経済新聞 2006年7月27日(EU欧州委員会、及び総務省まとめ)

コンビニ業界は2001年以降、成長の鈍化が鮮明になってきている

● 日本経済新聞 2006年7月26日(水)12面より

コンビニ業界は2001年以降、成長の鈍化が鮮明になってきている。

(参考)
JFA正会員CVS11社の店舗数と1店あたり売上高の推移


<コンビニ市場の市場規模と店舗数の伸び率の推移>
資料:日本フランチャイズチェーン協会「コンビニエンスストア統計調査」

MPU2番手のAMDが、カナダの画像処理チップ大手ATIテクノロジーズを、54億ドルで買収する

● 日本経済新聞 2006年7月25日(火)9面より

MPU(超小型演算処理装置)2番手のAMDが、カナダの画像処理チップ大手ATIテクノロジーズを、54億ドルで買収する。
ATI買収で、主力のMPUと画像チップを組み合わせた高付加価値品をパソコンメーカーなどに提案できるようになる。

<MPUの世界シェア(出荷台数ベース)>
資料:日本経済新聞 2006年7月25日

NTN(日本)は、仏ルノーの子会社SNRを買収することで、ベアリング世界シェア第3位に躍り出ることになる

● 日本経済新聞 2006年7月25日(火)11面より

NTN(日本)は、仏ルノーの子会社SNRを買収することで、ベアリング世界シェア第3位に躍り出ることになる。
NTNは日本や北米、アジアに強い一方で、欧州ではシェア3%前後と低迷しており、欧州に生産拠点を持つSNRとは相互補完が可能と見られている。
なお、SNRのブランドは残す模様。

<ベアリングメーカーの世界シェア>
資料:日本経済新聞 2006年7月25日

出版物業界はここ10年ほど、雑誌、書籍ともに市場規模が縮小傾向にある

● 日本経済新聞 2006年7月24日(月)11面より

出版物業界はここ10年ほど、雑誌、書籍ともに市場規模が縮小傾向にある。
これは、インターネット等の代替メディアの発達に依る部分が大きいものと思われる。

<出版物の国内市場規模推移>
資料:JETRO「Japan Economic Monthly 第16号(2005年7月)」、及び 日本経済新聞 2006年7月24日
(ともに全国出版協会「出版指標年報」より)

小型ハイテク産業は、寡占度合いが高い産業と言うことができる

● 日本経済新聞 2006年7月24日(月)13面より

小型ハイテク産業は、寡占度合いが高い産業と言うことができる。
なお、主な製品の上位3社は、1位、2位、3位の順にそれぞれ、以下のようになっている。

  • 携帯電話端末: ノキア(フィンランド)、 モトローラ(米)、 サムスン電子(韓)
  • プラズマテレビ: 松下電器産業、 LG電子(韓)、 サムスン電子(韓)
  • DRAM: サムスン電子(韓)、 ハイニックス半導体(韓)、 マイクロン・テクノロジー(米)
  • フラッシュメモリ: サムスン電子(韓)、 東芝、 インテル(米)
  • デジタルカメラ: キャノン、 ソニー、 イーストマン・コダック(米)
  • DVD録再機: 松下電器産業、 ソニー、 フィリップス(蘭)
  • 液晶テレビ: シャープ、 フィリップス(蘭)、 ソニー
  • 液晶パネル: サムスン電子(韓)、 LGフィリップスLCD(韓)、 友達光電(AUO、台)
  • パソコン: デル(米)、 HP(米)、 レノボ・グループ(中)
  • 自動車: GM(米)、 トヨタ自動車、 フォード・モーター(米)


    <主な製品の世界シェア第3位までの占有率>
    資料:日本経済新聞 2006年7月24日 (「世界シェア26品目調査」)

  • Friday, July 28, 2006

    イスラム教徒は全人口の20%と、キリスト教徒の次に多い

    ● 日本経済新聞 2006年7月25日(火)8面より

    イスラム教徒は全人口の20%と、キリスト教徒の次に多い。
    一方、仏教徒は全人口の6%に過ぎない。

    <世界の宗教人口比率>
    資料:ブリタニカ年鑑

    カラーレーザープリンタの世界市場では、HPが他社を大きく引き離すシェアを誇っている

    ● 日本経済新聞 2006年7月21日(金)11面より

    カラーレーザープリンタの世界市場では、HPが他社を大きく引き離すシェアを誇っている。
    ただOEM供給の割合も大きく、例えばキャノンがHPにOEM供給するなど、見えない部分で日本企業が食い込んでいたりする。

    (参考)
    インクジェットプリンタ世界シェア


    <カラーレーザープリンタの世界出荷台数シェア>
    資料:日本経済新聞 2006年7月21日

    携帯電話端末の世界市場では、相変わらずノキアとモトローラが圧倒的に強い状況が続いている

    ● 日本経済新聞 2006年7月21日(金)7面より

    携帯電話端末の世界市場では、相変わらずノキアとモトローラが圧倒的に強い状況が続いている。
    一方、2社に続くサムスン、LGの韓国勢はともに不振が目立ち、低シェアに甘んじている。

    (参考)
    北米における携帯電話のメーカーシェア
    携帯電話の国内出荷台数シェア
    松下とNECが合弁会社を設立
    携帯電話世界シェア
    第二世代と第三世代携帯電話の契約者数推移


    <携帯電話端末の販売台数世界シェア>
    資料:日本経済新聞 2006年7月21日

    DVDレコーダーの国内市場は、上位4社が凌ぎを削る競争環境となっている

    ● 日本経済新聞 2006年7月21日(金)9面より

    DVDレコーダーの国内市場は、上位4社が凌ぎを削る競争環境となっている。
    上位4社で市場の3/4を占有。
    首位は松下で、以下、ソニー、東芝、シャープと続く。

    (参考)
    DVDレコーダーとVTRの国内出荷台数


    <DVDレコーダー国内出荷台数シェア>
    資料:日本経済新聞 2006年7月21日

    大陽日酸が英BOCグループのヘリウム事業の約1/3、世界シェア10%に相当する権益を買収する

    ● 日本経済新聞 2006年7月20日(木)11面より

    大陽日酸が英BOCグループのヘリウム事業の約1/3、世界シェア10%に相当する権益を買収する。
    ヘリウムは光ファイバーの製造工程での使用が多く、今後の需要拡大に向けた布石と考えられる。

    <ヘリウムの権益ベース世界シェアと大陽日酸が取得する権益>
    資料:日本経済新聞 2006年7月20日

    ネット検索では、日本のみYahoo!がGoogleを圧倒しており、特殊な環境を作り出していることが伺える

    ● 日本経済新聞 2006年7月19日(水)9面より

    ネット検索において、欧米諸国ではGoogleがYahoo!を大きく上回る利用率を誇っている。
    一方日本では、Yahoo!がGoogleを圧倒しており、特殊な環境を作り出していることが伺える。

    <Yahoo!とGoogleの国別検索利用率>
    資料:ネットレイティングス公表資料